「やひこ開運だしカレー with魔法の粉」開発秘話 vol.5/20201204


弥彦温泉旅館組合で開発することになったカレーの方向性は、

1.テーマは「開運」

2.スパイスカレー

3.具材は神饌をオマージュした食材

4.ライスは伊彌彦米使用

と、いよいよこのような内容で先が見えてまいりました。
一条さんからは、開運にちなみラッキーカラーでもある黄色を落とし込むべく、カレーに使用するライスをターメリックライスにしてみては?とのアドバイスも頂きましたが、組合内で検討の結果、日々のオペレーションや廃棄ロスを考慮し、通常の伊彌彦米ごはんを採用する事に。

2019年の夏に一条さんと出会い、なんとか2020年4月には弥彦のカレーをお披露目したい!
そんなスケジュールで一同取り組んでいたわけですが、ここでまたまた苦難が待ち受けます。

そうです・・・。

新型コロナウイルスの蔓延です・・・。

世界中の人達がまったく予想していなかった出来事です。
2020年3月から徐々に感染が広まり、4月・5月は日本経済に大きな打撃を与え始めた事は記憶に新しいと思います。

日本各地では春のイベントはおろか、夏のイベントも自粛という流れになり、我々が進めていたカレープロジェクトもやむ無く、

プロジェクト中断。

という決断に迫られました・・・。

今まで春のお披露目に向けて準備をしてきただけに、苦渋の決断でしたがこればかりは致し方の無い事でした。
御多分に洩れず、四季の宿みのやも4月から5月にかけて実に51日間の営業自粛をすることなり、カレープロジェクトよりも旅館の経営自体が危機的状況を迎える事になります。

51日間の休業中は頂いていた予約のキャンセル業務をはじめ、従業員の緊急的な勤務シフト計画、助成金の申請、経費削減の更なる強化、館内施設のメンテナンス、そしてこの時は1番重要な資金繰り等に追われる日々。カレーのことは頭からスッポリと抜け落ちた時期でした。

休業も1ヶ月を過ぎると徐々に色々と考える時間も取れるようになり、後に四季の宿みのやで展開する事になる「温泉サブスク」や「レンタルスペース」、「燕三条イタリアンBITさんとのコラボ企画」、「コスプレイヤーさん向け企画」など、様々な事を考え出す良い機会になったことは不幸中の幸いでした。

そして、弥彦のカレープロジェクトの事も少しずつ考える余裕ができました。一条さん監修の書籍を読んだり、カレー好きのバイブルdancyuのカレー大全を読んだりと。。。

先行きの不透明な毎日を過ごす中である事に気づきます。

兼ねてからの懸案事項だったスパイスvs和風出汁の問題解決です!

書籍やネットサーフィンでカレーに関する情報収集していた私はふとある事を思い出しました。
2019年に新潟ふるさと村さんで開催した「カレーフェスティバル」に行った時の事でした。
多数のカレーを提供する店舗が出店しており、カレー好きにはたまらないイベントです。
その中で、当日出店されていたイタリアン軒さんのビーフカレーがあまりにも美味しそうで・・・。
早速、食べてみると予想以上の絶品カレーで、普通のビーフカレーよりも更にスパイスが効いている味わいでした。
何を隠そうこの時に食べたビーフカレーは一条もんこさん監修のもの。
どうりで美味しいはずです。


そして私はビビビッと閃いたのでした。

あ、その手があったか!

イタリア軒さんでは追いトッピングのガラムマサラ等のスパイスが振りかけてありましたが、追いトッピングで和風出汁とスパイスを調合したものをかければ・・・。

イケるはず(ニヤリ)

きっと一条さんなら実現してくれるはず。一筋の光が見えた瞬間です。

つづく・・・。

次回vol.6はたぶん最終回です(笑)

いよいよ開運だしカレーデビュー‼︎の巻。


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