みのや便り

2023年新米の提供を開始いたしました!

周辺観光

こんにちは!
MINOYAです。
ようやく暑さも落ち着いて、秋風の心地よさを感じるようになりました。
越後平野の稲刈りも終盤を迎えております。

当館では9月中旬から新米提供を開始しました。提供しているお米は契約農家から入荷しており、夜は皇室献上米に選定されている「伊彌彦米」、朝は「新潟県弥彦村麓産コシヒカリ」になります。

お米は、春の苗作りから始まり、夏は田植え、秋は稲刈りと、大変労力が必要なお仕事です。
契約農家の皆様、今年もおいしいお米を本当にありがとうございます!

ふっくらと炊きあがった新米はつやつやに光り、お米が立っています

ノスタルジックな雰囲気を求めて訪れる人が多いと言われる『夏井のハザ木』は、新潟の風景を移した写真コンテストでは必ずモチーフとして出品される新潟を代表する景色。

刈り取った稲を天日に干して乾燥させるために昔は田んぼのまわりに必ずあったハザ木ですが、
今は耕地整理や道路整備、稲作の機械化によりすっかりその姿を見なくなりました。

ですが、ここ夏井では地元の自治会の皆さんの熱意で現在までハザ木並木を守り、
今でも約600本ものハザ木を残し保存しています。
秋になると地域の子供達と手刈りした稲をハザ掛けしているそうです。
またこのハザ木は一年を通じて様々な風景を見せてくれるので、
いつ行っても素敵な写真を撮ることができます。

春の水が張ったキラキラした田んぼや、夏の青々とした稲穂とはざ木のコントラスト、
秋の稲穂が黄金に輝いた田んぼとハザ掛けされたまるで黄金の屏風のような稲穂との田園風景。
冬も越後平野の雪景色の中、並んですっくと立つハザ木が何とも懐かしいシーンです。

夏井には約600本のハザ木が保存されており、米どころ越後平野ならではの懐かしい風景を留めています。
談志さんの書が入った看板には「俺はこの田甫(たんぼ)を愛してる文句あるか。立川談志」とこの地への想いが記されています

秋の弥彦村でみなさまのお越しをお待ちしております。

《夏井のハザ木》
住  所 〒953-0133 新潟県新潟市西蒲区夏井
電  話 0256-72-8454(新潟市西蒲区役所産業観光課)
アクセス JR弥彦駅から車で約10分
     北陸自動車道「巻潟東IC」より車で約30分