弥彦山麓にご家族で営む鎚起工房 清雅堂があります


弥彦山も日に日に緑が濃くなって、夏が近づいている今日この頃です。

弥彦村内の県道2号線沿いに、ひときは目立つ青色の大きな建物が…
建物に近づくと「カンカンカンカン」という小気味良い音が聞こえてきます。
こちらは『鎚起工房 清雅堂 ついきこうぼう せいがどう』。

職人が作業する工房の他に店舗とギャラリーが併設されている

鎚起とは、伝統工芸の主に板状の銅などの金属を鎚(つち)で叩いて器を作る金属工芸の技法のひとつです。
その歴史は古く江戸時代、昭和年間(1764〜1771年)の頃に弥彦山裏の間瀬銅山で銅が算出されたことで
製造技術が発展していきました。

清雅堂の創業は戦後まもない1945年。
現在は、2代目の西片正さんとご長男、次男の親子3人で製作をされています。

早速イケメンのご長男、亮太さんに店内を案内していただきました。
2階ギャラリーは職人の作品を楽しむことができます。

職人のみなさん三者三様のまったく違うタイプの作品が展示され、見応えあり!
中には数々の美術工芸展での受賞作品も並び貴重な伝統工芸技術を間近に観賞できます。
その作品はヨーロッパやアメリカなど外国でも評価が高く、空間を彩るアートとして購入されているそう。
確かに窓の外の弥彦山にも負けない存在感ある作品です。

窓が大きな開放的なギャラリーの外には弥彦山がでーんと鎮座

ギャラリーを堪能した後は1階の店舗へ。

茶道具から酒器、花器や急須など職人の手により一枚の金属板を叩いて一点一点打ち出された様々な商品があり、目移りしてしまいます。

その洗練された姿形は食卓を引き立ててくれるテーブルウェアとしても好評

鎚起の技術も工房や職人それぞれに特徴があるそうですが、仕上げの装飾や着色技術も工房独特の方法で他にはない色合いを出しています

また、それぞれの色に適したコーティングを施されていますのですぐに変色することはないですが、
使い込む程に経年変化で徐々に色合いが変化していくのを楽しむことができます。
保管の場所は湿気を避けて、水分や手油を乾いた綿の布を使い表面を撫でるようにふいていただくことで深い趣ある色つやへと変化していきますのでおすすめです。

さらに銅には殺菌作用、錫や銀にもイオン効果で水を浄化してくれる効果があり、
銅の花器は雑菌が繁殖しにくく花を長持ちさせ、急須ややかんは水のうまみをひきたててくれるそうです。
そして錫の酒器はイオン効果で酒をまろやかに美味しくしてくれるそうで最近特に売れているそう。

ちょっとお高いですが、一生使える鎚起工房 清雅堂の器、ぜひお手に取ってみてください。
次回はひきつづき職人さんの聖域である工房のご紹介を致します!お楽しみに。

《鎚起工房 清雅堂 ついきこうぼう せいがどう》
住  所 〒959-0318 新潟県西蒲原郡弥彦村麓4693
電  話 0256-94-4477
営業時間 10:00~17:00
定 休 日 土曜日・日曜日(※定休日にお越しの際は事前にお電話でご予約ください。)
アクセス JR弥彦駅からタクシー利用で約5分、徒歩18分
ホームページ http://www.seigado.net/index.html


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