築百年をこえる古民家で味合う丁寧なイタリアン


弥彦のおとなり岩室の北国街道沿いに古民家を利用したイタリアンレストラン『灯りの食邸 KOKAJIYA』さんがあります。

石段を上がり、白いのれんをくぐり店内に入ると広い開放的な座敷が続き暗めにしつらえてある室内と外の明るい庭や緑とのコントラストが目に飛び込んできます。

手前に座敷の席、奥にはテーブルと椅子席という造りになっていて、
今回は、手前の座敷の席でオーナーでシェフの熊倉さんからお話をお聞きしました。

お客様に特別感がある空間+食事の両方を味わってほしいという思いから、100年以上続くこの古民家で古民家以上レストラン未満を目指してイタリアンレストランをオープン。

縁がない土地で最初は苦労したが、古い火鉢を地元の電気屋さんにリメイクしてあんどんに作りかえてもらったり、古い建物のため度々修復が必要になるがこれも地元の工務店さんに修理を頼んだりと地域とのつながりを大事にして、今ではとても仲良くさせてもらっている。

また、かけたり割れたりした古いお皿を、美術教師をしているお客様に教わりながらスタッフで金継ぎを施してアクセントをつけたり、メニューに使っているボードは古民家にあわせたイメージで燕市の玉川堂さんに伝統工芸である鎚起(ついき)銅器で作ってもらったりと古いゆえの不便さもつきないが、それを楽しんで店作りをしている。

『小鍛冶屋 KOKAJIYA』という名前はこの家の家業がもともと鍛冶屋だったことに由来した屋号で、建物の歴史をリスペクトしてこの店名に

出てくるお料理は家庭では決して作れない目が覚めるような斬新な盛りつけと、素材を活かした味に、はっとさせられます。
食後のカフェタイムは縁側や2階のフリースペースでゆっくりどうぞという心づかいもありがたいサービスです。

地元産のとれたて野菜や果物、間瀬や寺泊、佐渡などから仕入れる新鮮な魚介などを朝に仕入れ、お肉も新潟県産のもの、お酒も地元の日本酒やワインをとまさに地産地消のスローフード

今年の9月で5年目を迎える今では新潟県内、県外からお客さんが訪れるお店になりました。

熊倉さんのやさしい語り口に、手のかかる古民家を選び丁寧にメンテナンスし、食材ひとつひとつにこだわり丁寧に料理する、『灯りの食邸 KOKAJIYA』さんで体験できる全てが何にもかえがたい特別な時間である理由がわかりました。

ディナーや土日祝日のランチは混み合う場合がありますので、事前の予約、もしくは電話して確認してから伺うことをおすすめします。

《灯りの食邸 KOKAJIYA 岩室 小鍛冶屋》
住  所 〒953-0104 新潟県新潟市西蒲区岩室温泉666
電  話 0256-78-8781
営業時間 ランチ 11:30〜14:30(ラストオーダー13:30)
     ディナー 18:00〜21:00(ラストオーダー20:00)
定 休 日 火曜日/水曜日
アクセス JR弥彦駅からタクシーのご利用で約11分
     車で巻潟東インターより約20分
ホームページ http://kokajiya.com