清雅堂で鎚起の技を堪能


美酒を味わう機会が増える年末年始。
お酒にこだわるのなら、酒器選びもこだわりたいところ。今日は、我が弥彦村が誇る鎚起銅器の「清雅堂」さんをご紹介します。

弥彦山を望む工房。ショールームがあり気軽に立ち寄れます

燕地方の伝統工芸品である「鎚起銅器」の起源は、弥彦山の近くにあった間瀬銅山から良質の銅が産出したことによります。この銅と、燕市で江戸時代から盛んに作られていた和釘製造の技術が結びつき、一枚の銅板を鎚ち起こす「鎚起」の技が磨かれていきました。
清雅堂さんの創業は1945年、戦後まもなくのことで、現在は二代目当主の西片正さんと、ご長男の亮太さんで製作を行なっています。

急須や湯沸かし、タンブラー、酒器など様々な作品が並んでいます

鎚目が美しい! なんとも言えない色合いも鎚起銅器の魅力です

日本酒との相性が良いとされる錫製のちろり。日本酒を飲むのが楽しくなりそう

なんとオシャレなワインクーラー。これ、本当に狙っています(笑)

ぐい呑みやタンブラーも様々な色・形があるので、手に取って一番馴染むものを探せます

鎚起銅器というと日常的に愛着を持って使い込み、経年変化をも楽しむ道具というイメージがありますが、清雅堂さんの2階のギャラリーでは西片さん親子が手がけた様々な工芸作品も見ることができます。

独創的なオブジェの数々。鎚起銅器の広がりを感じます

紫銅色という吸い込まれそうな美しいブルーが特徴的な亮太さんの作品

鍛金と彫金の技法が組み合わさった正さんの作品

正直なところ、鎚起銅器は普段使いの茶器や酒器、花器などを作るもの、という固定概念があったので、ギャラリーの作品群には度肝を抜かれました。「用の美」のイメージが強すぎたので、こんな風に創造してもOKなんですね? とちょっとびっくり(笑)
お正月早々、鎚起銅器の新しい一面に出会うことができました! お気に入りの酒器を探しつつ、アートなひと時を過ごせる「清雅堂」さん。是非足を運んでみてくださいね。

【清雅堂】
住所 新潟県西蒲原郡弥彦村麓4693
電話 0256-94-4477
交通 弥彦駅からタクシー約5分、徒歩約20分