新潟のスゴイを発見 その2 藤次郎の刃物


突然ですが、新潟県が伝統工芸品の宝庫だってこと、ご存知ですか?
その数13産地16品目もあり、これは京都府に次いで全国2位なんです。
南北に長い県域の気候風土を生かして、様々な工芸品が今も脈々と歴史をつないでいるんですね。

今回ご紹介するのは、刃物メーカーの藤次郎さん。
日本の刃物の産地というと、大阪府の堺や岐阜県の関が有名ですが、実は燕三条も刃物の産地。
江戸時代に始まった和釘生産の技術が発展して「越後三条打刃物(えちごさんじょううちはもの)」として伝統工芸品に指定されていますし、燕は複合材を金物で抜く「抜き刃物」の産地でもあります。

三条市にある「三条鍛冶道場」では職人さんと技術を紹介しています

会社創立50周年を記念して、藤次郎ブランドの発信拠点として竣工した「藤次郎ナイフギャラリー」では、国内販売商品をはじめ、国内に流通していない海外輸出専用のアイテムも展示・販売しています。
現在50か国ほどに輸出しており、OEMも含めると約4000品目を生産しているんですって。すごい数ですよね。

3階建てのナイフギャラリー。2階はキッチンスタジオ、3階はカンファレンスルームに

様々な形の包丁が並ぶ1階のショールームでは、見たこともない形の包丁にお目にかかれます。実は和包丁と洋包丁の区別もあまりついていなかったのですが、いろいろ解説していただき、ちょっと詳しくなりました!
2階のキッチンスタジオでは月に数回、料理教室などを開催しており、藤次郎さんの包丁はもちろん、燕三条で作られている様々な調理器具を使うことができるそうです。

優美な波紋が美しいダマスカス鋼の多層鍛造。最多で63層にもなるのだそう

柄やケースに精細な模様が施されたシリーズもとっても素敵!

堺や関は同じ刃物の産地でも、分業が主流。一方、こちらの藤次郎さんでは全国でも4軒しかないという一貫製造を行っていて、メインの「抜き刃物」のほかにセミカスタムオーダーで「打ち刃物」も扱っています。

世界に1本のマイ包丁も! 材料と柄を選んで職人さんが作ってくれます

その場で名入れもしてくれるので、またずに持ち帰ることができます

使い方がわからないものは気軽に聞いてみましょう。海外ならではの仕様も聞けて面白いですよ!

エッジの効いたデザインの包丁が多いので、「料理男子」に最適ではないかと思います。ウンチクを聞いて、名入れをしたマイ包丁を使えば、もっとお料理の腕が上がるかもしれませんよ!
今年7月には、ショールームの隣にオープンファクトリーがオープン予定。職人さんの働く姿を間近に見ることができるようになります。オープンしたらまたご紹介しますね。

●藤次郎オープンファクトリー●
住  所 〒959-0232 新潟県燕市吉田東栄町55番18号
電  話 0256-93-4195
営業時間 10:00〜18:00
定 休 日 日曜日
アクセス JR吉田駅より徒歩10分